小川クリニック院長
大学卒業後、糖尿病の診療に長年継続して携わってきました。
糖尿病は1型と2型に分けられますが、特に頻度の高い2型糖尿病については遺伝的素因が背景にあり、そこに糖質とくに砂糖などの単純糖質の過剰摂取、習慣的飲酒、運動不足や加齢、ストレスが引き金になり発症する病気です。
自己免疫の異常による膵臓のインスリンを出す細胞の障害によって発症する1型糖尿病はインスリン治療が主となりますが、2型糖尿病では、発症初期は食事管理と運動で血糖管理がうまくいく場合がありますが、多くの場合糖尿病薬やインスリン治療、最近ではGLP-1、GLP-1/GIP受容体作動薬を用いるなど治療の選択肢が格段に広がってきました。
確かに食事の管理はとても重要ですが、過度に食事制限に依存せず美味いものを食べ、適度な運動をし、豊かな人生を送って欲しいと思います。当院では、看護師をはじめ管理栄養士、医療事務の全スタッフが皆様のサポート、支援を行っています。
山形県立山形東高校卒業 | |
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1980年 | 福島県立医科大学医学部卒業 |
1980年 | 山形大学医学部第三内科 |
1980年 | 鶴岡市立荘内病院 内科研修 |
1982年 | 山形大学医学部第三内科 |
1984年 | 山形大学医学部第三内科助教 |
1986年 | テキサス大学Southwestern Medical Center at Dallas Prof. R.H.Unger’s Lab.研究員 |
1988年 | 山形大学医学部第三内科助教 |
1994年 | 東北中央病院 糖尿病内分泌科部長 |
2002年 | 小川クリニック開設 |